2008年2月5日火曜日

歴史刻んだれんがの風格 立教大本館

正門をくぐると、訪問者を包み込むような落ち着いた雰囲気の学舎が、視界に広がる。れんが造りのその姿は、年月を刻んだ風格をたたえている。

 一九一八(大正七)年の完成。大学が東京・築地から池袋に移転した際に建設された。設計は米ニューヨークのマーフィー・アンド・ダナ建築事務所が手がけた。デザインは中世英国のチューダー様式を基調とし、構造は地上二階、地下一階で、延べ床面積は千八百五十七平方メートル。

 施工時はれんがを厳選し、焼き方が甘かったり、変形したりしたものは排除したため、実際に使用した倍の数を焼いたといわれる。二三年の関東大震災では、中央部の四本の塔が崩れ落ちるなど被害を受けたが、建物そのものは残った。

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